☆不可解なこと☆
記事公開日 2015年4月15日
先日、ちょっと不可解なことに遭遇した。
都内で一人暮らしをするキャリアOLの友人を訪ねた時のこと。
いつものように、五階の彼女の部屋番号を押し、
オートロックを解除してもらう。
その日もそうだった。
が、いつもの「いらっしゃーい♪」というご機嫌な声はなく、
無言で自動ドアがすーっと開いた。
不思議に思いながら、とりあえずエレベータで5階へ。
部屋の前に行き
インターフォンを鳴らした。
しかし、待てど暮らせどドアは開かない。
何度も鳴らして、待つこと約10分。
出てきたのは「ごめん~寝てたー」
と、起き抜けの彼女。
「さっき、オートロック解除してくれたよね?」
という私に、彼女は首を振るばかり。
確かに「ずっと寝てた」とわびる彼女に嘘の様子はない。
背筋に冷たいものが走った。
「中に誰かいるかも。押し入れやベッドの下とか・・・」
と都市伝説でよく聞く話を告げた。
護身用にゴルフクラブを持った彼女と一緒に、部屋をくまなく探し回る。
私はいつでも110番できるようスマホを握り締めて、
押入れも、クローゼットも、バスルームも、ベットの下も、
天井裏に通じるような場所や、ベランダも。
でも……結局何もナシ
あれは何だったんだろう・・・と思いつつ、
いつか恐怖系の小説ネタにしようっと♪などと呑気に構えているホラー好きな私。
皆さんは似たような体験ありますか?