☆雪・ゆき・勇気☆
記事公開日 2013年3月11日
雪降りの毎日で
真っ白な世界に閉ざされたよう。
子供のころは理科の時間にプレパラートに採った雪を
特殊な液で固めて、顕微鏡で見る授業がありました。
ただの一つとして同じ形のない雪の結晶は、どれもが美しい六辺の花を咲かせます。
友達同士、互いに見ては「きれい」とはしゃいでいたっけ。
でも、今年の大雪は、そんな微笑ましい思い出も奪ってしまうほどの勢い。
「しんしん」「さらさら」と謙虚に降ってほしい。
そして、雪道を歩くたびに「キュッ、キュッ」と鳴る「雪鳴き」に心弾ませたい。
北国は雪の花ですが、
各地で春の花が咲き始めました。
芽吹き、蕾がほころび、花を愛でる日まで、まだしばらくかかりそう・・・。
そんな中、忘れてはならない「今日」が今年もやってきました。
一番つらいはずの被災者の方が書かれた、希望あるメッセージに勇気を頂きました。
「心の春」はまだまだ遠いかもしれないけれど、
きっと来る。そう信じて、一歩、一歩。