☆セカンドバージン☆

記事公開日 2013年3月20日

大石静さんのご著書で、
ドラマ化、映画化もされた「セカンドバージン」は、
多くのアラフォー女性に支持され、
社会現象にまでなりました。
鈴木京香さん演じるキャリアウーマン・るいが、
既婚者である17歳年下の男性と恋に落ちる物語。
単なる「不倫ドラマ」とひとくくりにできない
官能的でスリリング、そして切ない大人のラブストーリーです。
女性誌がクローズアップしたのは、セックスの問題でした。
出産をし、育児に追われ、
何年間も男性との性交渉のないアラフォー女性にとって、
思いがけなく出逢ってしまった年下の彼に躰を晒すことは、
処女を失った時以上の不安に包まれます。
女としての「旬」を過ぎた躰を、彼はどう思うかしら? 愛してくれるかしら――と。
老いに対する複雑な思いと後ろめたさは、だれもが持つ感情でしょう。
結婚しても、家族がいても、女である限り、女性は「女」でいたいのです。
きっと――。
実は今日、私もセカンドバージンを失いました。
ふふ・・・ピアスの話です。
20歳の時、耳たぶの中央に開けたピアスの位置があまり気に入らず、
その後、耳の下ギリギリに再度開けたのですが、
今日、何気なく最初の穴にピアスを通したら、
「ぷちっ」という音とともに、無事貫通。
痛みと出血をともなう貫通は、まさに「ロスト・セカンドバージン」でした。

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