☆この時期は鍋☆
記事公開日 2015年1月13日
手軽で栄養バランスも良くてダイエットにも良い、
体も温まるし、お財布にも優しいのは鍋料理です。
二日間続けて塩味の鍋を頂きました。
脂身の少ない豚肉と牡蠣、
白菜に豆苗、豆腐、キノコはマイタケにシメジ、エノキ。
ついでにニラも、余ったシーフードミックスやネギも投入。
うっかり白滝と春菊を入れ忘れたので、次回は完璧な鍋にしないと。
そういえば、中山可穂さんの小説「ジゴロ」で、
ジゴロでタチビアンの「カイ」が、カイにメロメロの人妻に「完璧なすき焼きを食べたい」と甘えるシーンがあります。
料理上手の人妻は、美味しいすき焼きでカイの気を引こうとするのですが、
いつもホテルで密会している人妻にとって、それは難問でした。
しかも、カイは「ついでに、炊きたてのご飯と味噌汁、ぬか漬けがあれば最高」とさらなる難問をぶつけます。
人妻は、考えに考え抜いて、とある方法でできたてのすき焼きとご飯、味噌汁、ぬか漬けを振る舞うことに成功するのですが、最後に「春菊」と「焼き豆腐」を入れ忘れてしまった。
ラストは切なくて・・・でも大好きな小説。ビアン小説に目覚めたのは中山可穂さんのおかげです。
特に「マラケシュ心中」は何度も読み返して、ビアンの友人にも勧めて大好評。
次回の鍋は、春菊も忘れずに入れよう☆
