☆桜を愛でるDNA☆
記事公開日 2013年3月24日
各地の桜や菜の花の映像を見ては、
心潤わせる毎日です。
日本人には桜を愛でるDNAがあるのでしょうね。
東京の六義園、高知の仁淀川町の桜が放映されていましたが、
まさに「ご神木」でした。
長い間、日本の歴史を見つめ、
そして、逆に見る人の心も癒し続けてきたのでしょう。
そういえば、桜の下で死にたいと言ったのは西行だったでしょうか。
以前、新聞の投稿欄で「樹木葬」を知りました。
シンボルツリーの下に骨壺を埋葬したり、
希望する樹木を植樹し、散骨もできるそうです。
幼い娘さんを残したまま、ご病気で亡くなったその女性は、
大好きなオリーブの樹の下で静かに眠っているそうです。
娘さんはご家族と一緒に、お母様のオリーブの成長を喜び、
手を合わせ、たくさんお話して、
実を摘むのだろうなと思います。
オリーブも、ご家族の成長と幸せを見守り続けるのでしょう。
樹の成長と緑の広がりは、人にも地球にも優しいと感じました。
私がもし樹木葬をするのなら、
甘い香りを漂わせる沈丁花と金木犀の二種類にしてもらおうと思っています。
欲張りでしょうか・・・?
その場に行かなくとも、
年に二度、どこかで漂う香りで思い出してもらえたら嬉しいな、と。
春は沈丁花、秋は金木犀。
桜を愛でるDNAを受け継いでも、
毎年、この香りが楽しみでなりません。