☆帝劇「エリザベート」観劇☆

記事公開日 2016年7月9日

帝劇のミュージカル「エリザベート」を観劇。
1996年、宝塚・雪組での日本初演以来、
大好きで20回は観ている演目です。
毎回チケットを取るのは大変なのですが、
幸運にも二日目(ダブルキャストで初日)を取ることができました。
エリザベート1
エリザベート・花總まり
トート・城田優
フランツ・佐藤隆紀
ルドルフ・京本大我
ゾフィー・香寿たつき
ルキーニ・成河
宝塚のOGも多く出演していて、ヅカファンとしても楽しめました。
エリザベート役の花總さんは、20年前も同役を演じていたのに、
相変わらずの気品と歌唱力、佇まいすべてが美しい。
トート役の城田さん、身長190センチの長身を生かして、歴代トート役でも獣感満載でしたが、
甘いマスクと圧倒的な歌唱力で程よく中和されて、何より舞台映えと存在感が素晴らしい。
まさに黄泉の帝王でした。
恋愛&ファンタジーを重視した宝塚版に対し、
帝劇版は、エリザベートの孤独、スキャンダル、政治的背景、ハプスブルク崩壊の様子が濃密に語られているのが印象的。
暗殺者であり、狂言回しでもあるルイジ・ルキーニ役の成河さんが、
舞台で大暴れする様が頼もしかった。
濃密な三時間でした。
チケットが取れれば何度でも観たいです。

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