☆虫・ムシムシ☆

記事公開日 2013年7月30日

室内で時々小さな虫を見つけます。
ゴキブリはこの世で一番苦手ですが、羽虫くらいなら「はっ!」と素手で捕まえます。
たまに体長2ミリほどの茶色い甲虫が飛んでいるのですが、
あまりに動きが遅く、よく私に捕まるので
「どんくさい虫」と命名しました。
最近は小さな蜘蛛が出てきて、蜘蛛だけは殺さないよう母に言われているので、
「くうちゃん」と名付けました。
くうちゃんは体長1センチほど。黒字に白い模様を持ち、とてもきれいな容姿をしています。
指を近づけると、ピョンピョン跳ねながら移動します。
先日は手の上に乗ってくれて、ちょっと嬉しい♪
飼い猫ならぬ「飼いグモ」です。
幼年期における「残酷性」は誰でも持っていると思います。
私はトンボを採っては羽をちぎって飛べなくさせ、
アリの巣に置いて喰われる様子を観察するのが大好きな子供でした。
アリが群がり、もがくトンボを見るのが好きだったんですね。
同じように、トンボや蝶を捕まえて、オニグモの巣にくっつけ、
オニグモに食べられる断末魔を鑑賞するのも、田舎に住む私にとっては極上の娯楽でした。
江戸時代、庶民の娯楽の一つが処刑見物だったこともうなずけます。
今は改心して命を大切に・・・と言いながら、
今日もどんくさい虫を捕まえています。

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