蜜色の氷像
桐生沙雪は34歳のバツイチ。すべては20歳の時に始まった。北海道から上京し、東京の美大に進学。そこで油絵の巨匠・柊辰治と出会ったのだ。当時50代だった辰治に声をかけられて、ヌードモデルを務めることに。巨匠に見つめられて、沙雪の体が反応してしまった。辰治に求められ、四つん這いになり、自慰姿まで見せると、要求はエスカレート。ディルドを使ったオナニーまで披露させられ、ついにバックから肉棒で貫かれた。憧れの男と1つになった喜びに打ち震えた沙雪は、彼の求めに応じて美大を辞め、結婚して献身的に夫を支える立場になった。しかし、その後、夫は不貞行為を重ね、ついに4ヵ月前に離婚。15年ぶりに地元・札幌の雪まつりにやってきても、見知らぬ人に後ろ指を指されてしまう。そんな時、かつての恋人・乃本悠介と再会して……。
2024年12月27日